ヲタコンテンツですが、出過ぎと苦情を言ひたくなるくらゐ出まくつてゐるの、必ずしも悪い事ばかりではなく、結果として質が向上してゐます。これは間違ひない。
posted at 07:32:51
今の時代のヲタコンテンツ、小説、漫画、アニメ、……、と、猛烈に量が増えてをり、それぞれの分野でベストセラーやヒット作があつて、それらを全て網羅して鑑賞する、なんて事は、よつぽどの閑人でも不可能となつてゐる。
posted at 07:28:49
大森望氏が1980年代の終りに小説奇想天外のコラムで、海外SFも従来はがんばればみんな読めたが、今では出版数が増えたり、過去に翻訳されたものが入手困難になつたりしてゐて、世代間でそれぞれ読んでゐるものが異るやうになり、互ひに話が通じなくなりつゝある、みたいな事を書いてゐた。
posted at 07:26:58
今は本が出過ぎで、シリーズものは何十巻にもなるのが普通、定価も高くなつて、高校生辺だと何うやつて消化してゐるんでせうねえ
posted at 07:23:12
それがあつと言ふ間によつぽどの専門家でもなければ集め切れるものではなくなつた。
posted at 07:21:45
1980年代の頃は、高校生が少いお小遣で欲しい新刊のラノベ(つぽいもの)が一往全部買へるくらゐの出版数だつたんですよ
posted at 07:20:53
ラノベの状況は1990年代には既に「把握しきれない」と、たしかSFマガジンのブックレビューかどこかで言はれてゐたやうな気がする
posted at 07:19:48
新刊書店でじつくり棚を眺める機会が極端に減つたんで、今のラノベの状況、あんまり把握できてゐません。
posted at 07:18:42
ラノベと一括りに言つても実際にはいろんな流れが交じつてをり、ファンタジー方面から流れ込んだ流れはなろう時代に再びファンタジーとして流れ出し、SFから流れ込んだ流れは日本SFの流れに再合流し、と、混ざらないものはとことん混ざらないで維持されてゐるやうにも思はれる
posted at 07:17:16
秋山瑞人なんかはラノベの範疇からはみ出して日本SFの正統に位置付けられるやうな事になつたが、リアルタイムで買ひそこねて、今になつて入手に苦労してゐる。
posted at 07:14:01
有川浩「塩の街」は多分にJ.G.バラード的な雰囲気を感じた。実際のところ影響があつたのかどうかは不明。
posted at 07:11:31
話は違ひますが、アン・マキャフリイの作品では「歌う船」のアイデア/設定が橋本紡氏の「バトルシップガール」にそつくりそのまゝ使はれてゐまして、ラノベ史的には興味深かつたりします。 twitter.com/nozakitakehide…
posted at 07:09:47
この辺のシリーズもの、21世紀に大活躍する翻訳家を養成した、つて功績があります。巻末のおまけページのコラムも重要。本編よりも重要。
posted at 07:01:59
『キノコの惑星スカー』にはみんな失笑。のどかな時代だつた。
posted at 07:00:07
デュマレストもダーコーヴァもまあそんな話なんですが、やつぱりデュマレストははつきりSFの領分の作品で、ダーコーヴァはファンタジーと親和性が高い、つて考へてもいいかとは思ふんですねー何うなんだらう twitter.com/0DbXvQkBh31JGP…
posted at 06:58:48
デュマレストやブレイドはあんまりファンタジーファンとは接点がないと思ふが、マリオン・ジマー・ブラッドリーの方はアヴァロンの霧なんかもありファンタジーのファンの人にもおなじみだつた筈。
posted at 06:55:50
1980年代にこの辺の長大シリーズものが創元推理文庫SFを支へたのだけれども、内容はSFともファンタジーともつかないもので、日本のファンタジーの勃興時代、さう云ふのが周辺にはあつた。
posted at 06:54:34
ダーコーヴァとか
posted at 06:52:12
デュマレストとかブレイドとか。
posted at 06:51:38
創元推理文庫がバローズの火星シリーズを間違へて「スペースオペラ」として導入したのは語り草だが、その流れで創元ではえんえん続く何とかサーガみたいなシリーズ物が「SF」マークでいくつも翻訳されてゐる。 twitter.com/nozakitakehide…
posted at 06:51:13
その系統に安田均なんて人もゐる。日本のファンタジーの領域では説明不要の超重要人物。
posted at 06:48:24
SFとファンタジーの両方のジャンルで、海外の作品を日本に移入するのに功績のあつたとんでもない大人物がゐて、それが荒俣宏=団精二
posted at 06:45:23
この辺の人々ははつきりファンタジー側の人。
posted at 06:43:01
1980年代のラノベ先史における重要な作家の一人・嵩峰龍二も、ソノラマ文庫でSFとファンタジーと、両方書いてゐる。
posted at 06:41:06
神月摩由璃『SF&ファンタジーガイド 摩由璃の本棚』でシームレスにSFとファンタジーとが扱はれてゐるのを見ればわかる通り、1980年代頃まではファンタジーファンもふつーにSFを読んでゐた。
posted at 06:40:14
早川だとマイクル・ムアコック。創元ではマイケル・ムアコック。
posted at 06:37:05
先日出た創元SF文庫総解説を見てゐて知つたんですが、マイケル・ムアコックとかファファード&グレイ・マウザーとかがSFからファンタジーに分類が移動してゐたり
posted at 06:36:15
パーンの竜騎士なんかはSFに分類するかファンタジーに分類するか、結構厄介だつたりします twitter.com/kasai_sinya/st…
posted at 06:33:34
ただまあ俺も末期のソノラマ文庫は全く買つてゐませんでしたからねえ
posted at 06:32:31
全体的に低調と言はれつゝも、ソノラマ文庫からは1990年代の日本産ファンタジーを代表する至高の名作『天夢航海』なんかが出てゐたりします
posted at 06:31:11
ソノラマ文庫ですが、たしか社長が「緑色の背中はイヤ」つて言つてリニューアルしたため、せつかく本屋の店員さんに覚えて貰つてゐたのがおじゃんになつて、凋落傾向が鮮明になつた、つて話が twitter.com/CRwVUTh6Xjn2eG…
posted at 06:27:56
RT @nakatsu_s: 星敬さんのライトノベル蔵書、とりあえず廃棄は免れてホッとしているのですが、まだ一次避難に過ぎないし、ライトノベルをどのように研究、後世に残す文化として形作っていくかは、今後色々と考えていかないといけない。「ラノベなんて、後世に残さなくていい」という考え方も根強くありますが、→
posted at 06:25:59
RT @rentintamago: @tomo_int @araizumirui フォーチュンクエストはtrpg系じゃないかな リプレイではないけど
posted at 06:23:05
RT @yokoyama314: @tomo_int FF外から失礼します。この時期だと「アルスラーン戦記」も忘れてはいけないのではないかと(ヽ´ω')
posted at 06:22:44
RT @tomo_int: 神坂一『スレイヤーズ!』登場(1990年)前後の異世界ファンタジー界隈は、各所で様々な潮流や動向が見受けられた結構複雑な時期なんですが……。当時の若年層向け小説周辺における流れを大まかに見ると、TRPG系統とCRPG系統の作品が各々に勢いを持っていたというのが、ひとまずいえるところですね。 pic.twitter.com/dI0V8CBtXS
posted at 06:22:05
RT @nakatsu_s: 【お知らせ&乞う拡散】星敬さんの遺贈であるライトノベル7万冊ですが、かろうじて廃棄を免れまして、将来的なライトノベル図書館設立のために、一旦、ゲーム寄贈協会にお預かりいただくことになりました。経緯や今後につきましては、本日19時からのXスペースで語らせて頂きます →
posted at 06:20:53
具体的な作品名が思ひ浮かばない
posted at 06:07:22
さう言へば「萌えファンタジー」つて具体的に何だらう
posted at 06:04:52
RT @karako: スレイヤーズが萌えファンタジー蔓延の元凶!みたいなポストの話、ロードスがコンプティークに載ってたころからの読者である家人殿とも話してみたところ、表紙絵しか見ていないのではという結論に達した。
posted at 05:59:41
RT @sasamotoU1: 全地球的に突っ込まれてるだろうが、NHKの2030月面テレビ。月面にいる設定なのにラストに地球が水平線から出て「地球の出」ってありえない光景見せてて、どうしてくれよう。
posted at 05:52:07
RT @Kiyohime_Okami: 新型コロナ感染と呼吸器系疾病 2024年2月17日 ・コロナ診断後30日間、喘息、気管支拡張症、COPD、ILD、PVD、肺癌などの呼吸器疾患の発生率増 ・2年追跡調査中、喘息と気管支拡張症のリスク増 ・再感染で喘息、COPD、肺疾患、肺癌を発症リスク増 www.sciencedirect.com/science/articl… pic.twitter.com/1Cbg1XMsUY
posted at 05:49:51
あといろいろあるらしいんだがファンタジーは本当に詳しくないんでこの辺でお話は切り上げ
posted at 05:26:13
「児童文学としてのファンタジー」の領域では岩波書店が無視できない存在で、C・S・ルイスのナルニア国やル・グインのアースシーなんかを出してゐる。
posted at 05:20:55
指輪物語は本来は英文学の重要な作品なんだが、日本では児童文学として先づ受容されたつぽい。ホビットの冒険は岩波では児童文学扱。
posted at 05:17:47
創元の方は世界大ロマン全集/創元推理文庫の流れがあるけれども、これもその後の所謂ドラゴン系のファンタジーとはだいぶ違ふ。ただし、青心社のクトゥルーなんかはこつちの流れをくんでゐるつぽい
posted at 05:14:40
ハヤカワSFシリーズではピアズ・アンソニイの縄の戦士が紹介されてゐる。銀背にはパーンの竜騎士の1冊めも入つてゐるがこれはファンタジーでもSF寄り。
posted at 05:11:43
ハワードとかラヴクラフトとかがS-Fマガジンで昭和40年代に少しづゝ紹介され始めてゐたのだけれども、ハヤカワSFシリーズにはエイブラム・メリットの作品が入つただけ。
posted at 05:09:15
早川書房では福島正実により「低級」なエンタメ系の作品が長いこと排除されてゐたのみならず、野田昌宏はスペオペ専門だつたからファンタジーの方は全く無視。
posted at 05:08:47
そもそも日本に洋物のファンタジーがどんな形で入つてきたかは歴史的には結構大問題だつたりする。
posted at 05:07:38
ほかには光の王とかのゼラズニイ。ゼラズニイは1980年代初頭までSF界隈でもファンタジー界隈でもアイドル扱だつた。
posted at 04:50:38